『もしも愛があるならば』を追加しました
本日Novelsに『もしも愛があるならば』の2話を追加しました。
このお話の中でルーカが「性教育の中で違和感を抱いたんだ」と言っていますが、その言葉に首をかしげる方もいらっしゃるかもしれません。
男は女を愛し、女は男を愛することが当然と思うかもしれません。
でも本当は、そうでもない。
当然なんて、普通なんて、この世にはないと思っています。
そんな単純な枠でくくれてしまうほどこの世は簡単ではないとも思っています。
でも、だからこそ世界は面白いと、そうも思います。
私が書くお話は基本的に一人称視点ですが、それは私がこの世界を俯瞰して見れないからです。
それほどの能力がないといえばそれまでですし、実際その通りですが。
ただ、誰かの目を通して語るからこそ物語は息をするんだとも思います。
物語の中で生きている誰かの目を通して、初めて読者はその世界を見つめられる。
そういうものだと、思っています。
だからこのお話が続いていく中で、もしかしたら違う視点だとわかっていたことも見逃してしまうかもしれません。
それが一体どんなものなのか。
どんな結末になるのか。
私も頑張って形にしていきたいと思います。
それでは、また。